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車検費用について

何度車検を通しても車検費用ってよくわからないということ聞きます。

車検費用について、初めて車検を受ける人でも分かりやすいようにご紹介しています。


車検費用の内訳を理解しましょう

車検費用は、車検を受ける車の種類や、車の状況、車検を依頼する業者によっても金額が変動します。

車検費用を正しく判断するには、まずは、車検費用の内訳を理解することから始めましょう。

車検費用=法定費用+車の点検整備費用

車検費用は、
車種と使用年数毎に国が定めた法定費用と、
車検を受ける車の点検整備費用の二つから構成されています。


車検の法定費用

法定費用は、車種ごとに決められた金額となっていますので、同じ年式の同じ車種の車であれば、どの車検業者に依頼しても変わることがありません。

車検の法定費用は、次の費用になります。

    自動車重量税
    車の重量によって、支払う自動車重量税が決まっています。
    尚、エコカー減税対象の車種については、自動車重量税が軽減される場合もあります。
    自賠責保険料
    自家用自動車、軽自動車、自家用貨物車、営業貨物車など、車の用途と大きさなどによって、自賠責保険料を支払う必要があります。
    継続検査手数料
    陸運支局の自動車検査登録事務所の検査場で継続検査(車検検査)を受ける時に手続きをする自動車検査登録事務所と検査を実施する独立行政法人に支払う手数料となります。
    車検業者の中には、車検検査料の中に含めている場合もあります。
    継続検査申請書代
    陸運支局の自動車検査登録事務所に継続検査を申請する時に記入する専用用紙の費用となります。
    指定工場であっても、最終的には、陸運支局の自動車検査登録事務所に継続検査完了の書類を提出する必要があり、その時にこの継続検査申請書が必要になります。金額的には、30円から50円程度なので、車検業者の中には、あえて明記せずに、車検検査料の中に含めている場合が多いです。


    点検整備費用

    車検費用の金額をわかりにくくしているのが、この点検整備費用ですね。

    点検整備費用は、国で名称や金額が決められているものではありません。

    そのため、点検整備費用は、車検を依頼する業者によって、名称もまちまちですし、車検を取る車の状況によっても、必要になる金額が異なります。

    点検整備費用の名称は、車検業者により違いがありますが、概ね次のような名称になります。

    法定点検料金
    車検に必要な法定点検を行う費用となります。
    整備料金
    法定点検の結果、整備が必要と判断された部分について、整備を行う費用となります。
    オーダー整備料金
    エンジンオイル交換や、ブレーキフルード交換や、エアーフィルター交換など、保安基準的には、交換を義務付けてられているものではないが、快適に車を走行するために、交換した方がいい油脂類や部品の交換整備費用となります。
    車検代行手数料(代行費用)
    車の使用者(所有者)に代わって、車検の継続検査の申請書類の作成や、陸運支局の自動車登録検査事務所への申請を行う手間賃(代行費用)となります。

    尚、最近の車検業者の中には、上記の点検整備料金を明細で表記するのではなく、法定点検料金と整備料金をセットして、車検基本料として表記しているケースも多く見られます。




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