タイヤ・ホィールの交換の車検適合について

タイヤやアルミホイールなどは、車の部品の中で、カーナビやカーオーディオなどと同様に、多くの人が交換されていますね。

タイヤやホィールも車検の検査項目に入っていますので、交換する時は、車検適合するかどうかもちゃんと気をつけて交換しましょう。


タイヤとホィールの交換で気をつける車検の保安基準について

タイヤとホイールの交換で気をつける車検の保安基準は、次の3点ですね。


アルミホイールが規格適合品であること

アルミホイールは、車検の保安基準適合検査に合格するためには、次の規格に適合したホイールでないといけません。

JWL規格適合品
JWL規格適合品には、ホイールを車に取り付けた状態で確認しやすい位置にJWLの刻印がついています。
尚、貨物自動車の場合(4ナンバー)には、JWL規格の中のJWL-T規格適合品でないと車検に合格しません。(貨物自動車にJWL規格のアルミホイールをつけた場合には、車検に合格しません。)
VIA規格適合品
VIA規格適合品には、JWLの刻印と同じ様に、ホイールを車に取り付けた状態で確認しやすい位置にVIAの刻印がついています。

タイヤおよびアルミホイールのサイズ

タイヤおよびアルミホイールのサイズについては、道路運送車両法 第18条2と道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第4章で、次のように規定されています。

(道路運送車両法 第18条2)
車体の外形、その他自動車の形状は、鋭い突起がないこと、回転部分が突出していないこと等他の交通の安全を妨げるおそれがないものとし、告示で定める基準に適合するものであること。ただし、大型特殊自動車及び小型特殊自動車にあつては、この限りでない。

(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第4章7)
2.ホィール、ホィール・ナット、ハブ・キャップ及びホィール・キャップは、ホィールのリムの最外縁を超えて突出する鋭利な突起のないものでなければならない。自動車のホィールには、ウィングナットを備えてはならない。
3.自動車が直進姿勢をとった場合において、ホィールのうち車軸中心を含む水平面よりも上方にある回転部分(タイヤを除く。)は、ホィール上方にある自動車の外部表面の水平面への垂直投影の最外縁を超えて突出してはならない。ただし、回転部分が自動車の最外縁の水平面への垂直投影より突出しても保安上支障がないと判断される構造を有する自動車にあっては、ハブ
・ナット及びホィール・ナットを保護するホィール・キャップに限り、外部表面又は構造部の垂直投影図を超えて突出してもよい。この場合において、ハブ・ナット及びホィール・ナットを保護するホィール・キャップの突出部分の表面は、30mm以上の曲率半径を有し、かつ、突出量が30mm以下でなければならない。


すごくざっくりと簡単に言うと、次のようになります。

ホイールとタイヤは、タイヤを真っ直ぐな状態にした時に、車体のフェンダーのタイヤハウス上部から地面に対して垂直に伸びた線上からはみ出てはいけない
ホイールキャップやホイールナットは、ホイールのリムの一番外側の縁より飛び出してはいけない
映画やドラマでたまに見かけるようなホイールナットは車検には不適合ということですね。
交通の安全を妨げるおそれがないこと
たとえば、ハンドルをロック状態にした時に、タイヤが車体やブレーキ機器類に接触するような状態は、交通の安全を妨げるおそれがあるので、だめということです。

スピードメーターの誤差基準

タイヤとホイールの交換なのになんでスピードメーターと思われる人もいますが、タイヤとホイールを今まで装着していたサイズ以外に変更する場合には、タイヤの外径(外周の寸法)が変わります。

タイヤの外径(外周)が大きくなるとスピードメーターの表示より実際には、早い速度となりますし、タイヤの外径(外周)が小さくなるとスピードメーターの表示よりも実際には低い速度となります。

車検の保安基準には、スピードメーターの適合検査基準があり、タイヤサイスを大きく変更するとその適合検査基準の許容範囲(許容誤差範囲)から逸脱して、結果として、車検に不合格となる場合があるからです。

タイヤとホイール交換は、メーカー指定サイズで行いましょう

先ほど、ご説明したように、タイヤサイズが大きく異なるとスピードメーターの検査で不合格となる可能性があります。タイヤやホイールを交換する場合には、メーカーが指定している標準サイズまたは、オプションで設定しているサイズのタイヤとホイールサイズで行いましょう。メーカーが指定しているサイズなら、スピードメーターの保安基準内になるように配慮されています。




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