ナンバープレートが破損してしまった時の対処方法
categoty:車検の基礎知識 | Posted by: | 公開日:2016年9月13日 |
事故やいたずらによって、ナンバープレートを破損してしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?
ナンバープレートが破損してしまった場合の対処方法は、次の3つの方法があります。
- 新しいナンバープレートを交換する方法
- 方法としては、ナンバープレートを交換する方法が一番手っ取り早いです。
- 自分で、破損したナンバープレートを持参して、陸運支局の自動車検査登録事務所でナンバープレートの破損による交換申請を行うと、その場で、新しいナンバープレートを発行してくれます。
- 但し、この方法だと、ナンバープレートの番号も新しい番号に変更となります。
- 同一ナンバープレートを再作成してもらう方法
- 陸運支局の自動車検査登録事務所で所定の書類と費用を支払うと、破損した同一ナンバープレートを作成してもらうことができます。但し、製作には約1週間(平日のみ計算で申請から5日後)かかるため、2回、陸運支局へ出向く必要があります。
- 認証整備工場または指定整備工場へナンバープレートの修理を依頼する方法
- 事故によって、ナンバープレートが破損してしまった場合には、事故の修理と同時に、ナンバープレートの修理も依頼すると便利です。
新しいナンバープレートを交換する方法
陸運支局の自動車検査登録事務所に次の書類と破損したナンバープレートを持参することで、新しいナンバープレートに変更することができます。
メリット
- 時間がかからない
- 自分で陸運支局の自動車検査登録事務所に行くことができれるなら、1日(実質は1時間半程度)で新しいナンバープレートに交換することができます。
デメリット
- ナンバープレートの番号が変更になる
- 破損したナンバープレートと同じナンバープレートにしたい場合には、同一ナンバープレートの作成依頼をします。
- 登録番号が変更となるので、任意自動車保険などの変更手続きが必要となります。
- 陸運支局の自動車検査登録事務所に車両を持ち込む必要がある
- 新しいナンバープレートになるため、後ろのナンバープレートの封印作業が必要となるので、必ず自動車検査登録事務所に車両を持ち込む必要があります。
- 尚、車検代行業者などに、代行依頼することも可能です。但し、当然ですが、代行料金が発生します。
必要書類と料金
- 車検証(自動車検査証)
- 申請書類(第3号様式)
- 陸運支局の自動車検査登録事務所に隣接している陸運協賛会の窓口で購入します。料金は、都道府県によって異なりますが、概ね30円から70円程度となります。
- ナンバープレート発行料金
- 新しいナンバープレートの発行料金は、ナンバープレートの種類や都道府県によって違いがあります。詳しくは、こちらのナンバープレート発行手数料をご覧ください。
同一ナンバープレートを再作成してもらう方法
陸運支局の自動車検査登録事務所では、所定の書類と料金、破損したナンバープレートを返却することで、破損したナンバープレートと同じものを再作成してくれます。
メリット
- 登録番号(ナンバー)が変わらない
- 登録番号は、従来の番号のままなので、任意保険などの変更手続きを行う必要がありません。
- 料金が安い
- 破損したナンバープレート1枚のみを再作成してもらうので、料金が新しいナンバープレートを発行してもらう金額の半分程度で済みます。
デメリット
- 手間と日数がかかる
- 破損した同一ナンバープレートを作成するため、製作には約1週間(平日のみ計算で申請から5日後)かかります。
- そのために、陸運支局の自動車検査登録事務所へ2回出向く必要があります。
- 代行依頼した場合に、代行手数料が高い
- 車検代行業者などに、同一ナンバープレート作成の代行依頼をした場合には、2回陸運支局に行く必要があるので、代行手数料が高くなります。
必要書類と料金
同一ナンバープレートの作成申請に必要な書類は、新しいナンバープレートとほぼ同じとなります。
- 車検証(自動車検査証)
- 申請書類(第3号様式)
- 陸運支局の自動車検査登録事務所に隣接している陸運協賛会の窓口で購入します。料金は、都道府県によって異なりますが、概ね30円から70円程度となります。
- ナンバープレート発行料金
- 料金については、作成するナンバープレート1枚について、新しいナンバープレートの発行料金の約半分が目安となります。
認証整備工場または指定整備工場へナンバープレートの修理を依頼する方法
ナンバープレートの破損状況がそんなにひどくない時や、事故によって、ナンバープレートが破損してしまった場合には、事故の修理と同時に、ナンバープレートの修理も依頼すると便利な方法です。
メリット
- 登録番号(ナンバー)が変わらない
- 登録番号は、従来の番号のままなので、任意保険などの変更手続きを行う必要がありません。
- 手間がかからない
- 依頼先の認証整備工場(指定整備工場)が手続きや、板金工場への依頼をするので、車の所有者には手間があまりかからないのがメリットですね。
デメリット
- 車を使用できない日数が発生する
- 修理するために、破損したナンバープレートを預ける必要があるため、車を使用できない日数が発生します。
- 修理料金が高い場合もある
- 事故の修理と同時出ない場合以外では、意外と修理料金が高いと思われるかもしれない。
- 陸運支局へ同一ナンバープレートの作成料金と比べると修理代が高いと感じるかもしれない。代行手数料+同一ナンバープレート作成費用の合計と比べると、ちょっとは割安かもしれませんが。
必要書類と料金
修理のため、特別な必要書類はありません。
修理料金は、依頼する業者や破損状況にもよりますが、概ね3000円から5000円程度になるかと思います。