車検費用をとにかく安くしたい人向けの車検依頼先
categoty:あなたにあった車検の選び方 | Posted by: | 公開日:2016年8月28日 |
車検費用をとにかく安くしたいなら、車検の方法は、次の二つを検討してみてください。
ユーザー車検
ユーザー車検は、車の使用者であるユーザーが自ら車検を行うので、法定費用以外は、ほとんど費用をかけることなく車検を通すことができます。
ただ、ユーザー自らが車検を行うということは、自分で、法律で定められている24か点検整備を行い、陸運支局の自動車検査登録事務所の検査場での継続検査を受ける必要があります。
ユーザー車検も難しいものではない
ある程度の車の知識と整備を行える人であれば、車の状況にもよりますが、ユーザー車検で車検に合格することは可能です。
実際に、車検費用を安くする方法の管理者である私(車検ナビ)も、今まで、乗り継いできた異なる複数の自動車で、何度もユーザー車検を行ってきました。
全ての車や人には、正直、ユーザー車検はお勧めできない
ユーザー車検は、確かに、ある程度の車の知識と整備が出来れば、難しくはありません。しかし、ユーザー車検が100%いいかというとそうではありません。
車の使用距離や使用年数によって、消耗品交換や油脂類の交換が必要になります。
消耗品や油脂類の交換が必要な場合には、ユーザー車検より、結果的には車検業者に依頼したほうが安くなるケースもあります。
また、Vベルトやブレーキパッドの交換が必要な場合には、安全にかかわる部品のため、何度か交換したことのある人のサポートが無い場合には、ユーザー車検は安全性の面からもお勧めすることができません。
ブレーキパッドの交換するには、ブレーキフルードの交換(最低でも補充)が必要になります。ブレーキフルードの交換は、工具があれば一人でもできますが、工具が無い場合には、ブレーキを踏む人とブレーキフルードを補充する人の2人が必要になります。
そして、交換した後に出たフルード(オイル)やブレーキパッドの破棄は、家庭ごみでは処理できませんので、お金を払って処理することも考えると、車検業者へ依頼した方が、いいと思います。
Vベルトの交換は、ほとんどの車が、固定ボルトが固着しているので外すためトルクのかけられる工具と、規定の絞めトルクでボルトを締めるためのトルクレンチが必要になります。また、車によっては、Vベルトの下側の固定ボルトは、車の下回りから工具を入れないと外れないケースも多いので、プロと工具やリフトアップ装置があれば、60分から90分程度で出来ると思いますが、素人が行うと、まず、車のリフトアップ状態にするジャッキアップスタンド(通称、馬と呼ばれる工具)がなければ、安全に交換することは難しいですし、作業時間は、半日から1日程度かかるでしょう。
車検費用を安くする方法の管理者も車検業者へ依頼しています
車検費用を安くする方法の管理者である車検ナビも、全ての車検でユーザー車検を行ってきたわけではありません。車の状況を最初に自分で確認して、車をリフトして部品を交換する必要があると判断した時には、ユーザー車検ではなく、車検業者に車検を依頼してきています。例えば、タイヤを外して、ブレーキパッドの残量を確認して、ブレーキパッドの交換やVベルトの交換と思われる時や、ドライブシャフトのダストブーツが劣化していると思われる時には、ユーザー車検ではなく、車検業者へ車検を依頼しています。
油圧式フロアジャッキや、ジャッキアップスタンドも持っていますが、Vベルトやブレーキパッドの交換は、やろうと思えばできるのですが、Vベルトの張り具合(テンション)は、ちょっとコツ(Vベルトの伸びを考えてちょっとテンションをかけた状態でボルトを止める)がいるので、面倒なので、車検業者へ依頼しています。
それでも、ユーザー車検に興味のある人は、こちらのページをご覧ください。
車検専業店車検
ユーザー車検以外で、車検費用を安くしようとするなら、車検専業店車検がおすすめです。
車検専業店車検は、車検業務をメインで営業しているので、車検費用が分かりやすくメニュー化されていて料金が明確になっています。
また、最近では、車検専業店が複数営業しているので、価格競争の原理から、他の車検の依頼先に比較して、車検費用が安いのが特徴です。
また、カーディーラー車検や、カー用品店車検のように交換部品で利益を上げようという傾向が少ないので、ワイバー交換や、高品質のオイル交換、まだ劣化しきっていないバッテリーの交換などの部品交換の見積が少ないのも車検費用を安くする特徴です。
必ず複数の車検専業店の見積を比較する
車検費用をとにかく安くしたいなら、必ず、複数の車検専業店の車検見積を比較することをお勧めします。
車検専業店は、車検業者の中では、点検整備と価格がバランスが一般的に取れている中で車検費用が安くなる特徴がありますが、それでも、業者によっては、車検費用のバラツキがあります。高いところと安いところでは、1万円程度の差があることも珍しくはありません。
車検専業店によっては、車検受付時期や、車持ち込み時間によって割引制度や、ウィークリー割引(平日車検割引)、新車車検割引などがあるので、その割引を含めて、車検の見積費用を検討することが、車検費用を安くするには重要になってきます。
車検専業店車検で車検費用を安くする方法や手順については、こちらのページをご覧ください。