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車検証(自動車検査証)を紛失してしまった時の対処方法

車検証(自動車検査証)は、公道で車を使用する時には、車両に備えつけていなければならない重要な書類となります。

仮に検問や交通違反などで警察に止められた場合に、車検証が無いと無車検車両の疑いで確認できるまで拘束されるだけでなく、道路運送車両法第66条違反または、道路交通法第63条違反となり、罰金刑の対象となります。

車検証(自動車検査証)を紛失してしまった場合には、速やかに車検証の再発行をしてもらいましょう。

車検証の再発行されるまでは、その自動車の公道での走行は出来ませんので、注意しましょう。


車検証の再発行手続き

車検証を紛失または破損させてしまった場合には、次の二つの方法があります。

業者へ依頼する方法
車検業者やカーディーラー、民間整備工場などの車検業務を取り扱っている業者へ、料金を支払って車検証の再発行の代理発行を依頼する方法
自分で手続きする方法
必要書類の準備と作成から、再発行の申請を自ら行う方法

業者へ再発行を依頼する場合

依頼者であるあなたが用意する物と記入する書類は、次のものになります。

認め印
委任状や理由書に押印するために必要となります。
理由書
業者が用意した用紙に、再発行を申請する理由を書きます。業者によっては、よくある理由の記入例が用意されている場合もありますのでその中から、自分にあっている文例を記入します。
車検証の再発行が破損の場合には、理由書は不要となります。
破損した車検証(ある場合のみ)
車検証を破損したことが再発行の理由の場合には、破損した車検証の提出が必要となります。
再発行手数料
自動車検査登録事務所へ支払う再発行手数料300円と再発行申請書用紙代70円から100円程度(都道府県により若干ことなります)が必要となります。
代行手数料
再発行手続きを依頼する業者に支払う代行手数料となります。
業者により様々ですが、概ね5000円から8000円程度だと思います。遠方の都道府県ナンバーの場合には、追加料金が発生する場合があります。

再発行までの所要日数

再発行の車検証が手元に届くまでの日数は、業者の都合もありますので、早くても2日から遠方の都道府県ナンバーの場合には、1週間程度かかる場合もあります。


自分で再発行手続きを行う場合

あなたが用意する物と記入する書類は、次のものとなります。

理由書
車検証の再発行の理由を記入する書類となります。
理由書の書式(フォーマット)は、申請する陸運支局の自動車検査登録事務所のWebサイトからダウンロードすることができます。
車検証の再発行が破損の場合には、理由書は不要となります。
自動車検査証再発行申請書
用紙は、陸運支局の自動車検査登録事務所または隣接している陸運協賛会の窓口で販売しています。用紙代は、都道府県により若干異なりますが、概ね50円から100円程度となります。
記入は、自動車検査登録事務所の記帳台に記入見本がありますので、それを見ながら記入します。
身分証明書
陸運支局の自動車検査登録事務所の窓口で、再発行の申請する際に、申請者であるあなたの身分証明書(運転免許証、パスポート等の提示が必要となります。
破損した車検証(ある場合のみ)
車検証を破損したことが再発行の理由の場合には、破損した車検証の提出が必要となります。
再発行手数料
自動車検査登録事務所へ支払う再発行手数料300円と再発行申請書用紙代70円から100円程度(都道府県により若干ことなります)が必要となります。

再発行までの所要日数

自分で陸運支局の自動車検査登録事務所の窓口に車検証の再発行を依頼する場合には、20分から長くても1時間程度その場で待っていると、再発行された車検証を受領することができます。





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