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限定車検証(限定自動車検査証)で間違って理解されていること

車検の知識の中で、誤解されていることの多いことに限定車検証があります。

ここでは、限定車検証(限定自動車検査証)で間違って理解されている点について、ご紹介しています。

限定車検証を発行しても、車検の有効期間は延びない

限定車検証で一番誤解されている点が、限定車検証は車検の有効期間が延長されるということです。

これは、間違いです。限定車検証を発行しても車検の有効期間は延長されません。

時々、限定車検証は有効期間が15日であることから、車検の継続検査に不適合になっても、限定車検証の発行を行えば、車検期間が15日間延長されるという人がいますが、これは、間違いです。

限定車検証は、簡単に言ってしまうと、後日、再検査を受ける時に、前回、検査して合格している箇所は省いて、不適合となった箇所のみ検査を受けることが出来るための書類です。(検査手数料が若干安くなるメリットもあります。)

限定車検証の有効期間は、不適合箇所のみの検査で受けることが出来る期間を示しているだけです。

法律で公道を走行するには、保安基準に適合した証の車検証のある車か、仮ナンバーを取得した車のみになります。

限定検査証は、期間限定の車検証ではありません。

車検切れで、限定車検証だけで公道を走行すると、無車検車走行違反となって非常に厳しい刑罰を受けますので絶対に行わないでください。




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