純正以外のハンドルへの交換について

車の好きな人の中には、ハンドルを純正ハンドル以外の社外ハンドルに交換している人もいらっしゃいます。

純正ハンドル以外の社外ハンドルでも、車検には合格するのでしょうか?

答えは、社外ハンドルでもハンドルの保安基準に適合していれば、車検には合格します。

ハンドルは、舵取り装置として規定されていて、保安基準としては、つぎとなります。

取付状態について
取付た状態のハンドルに著しいがたがあるものや取付部にゆるみがないこと
取付位置
運転席(スライド調節できる場合は、中間位置)の最前縁から車両前端(いわゆるバンパーの縁)から、車両中心線に平行な直線での距離が750mm以上であること
ハンドル表面に著しい突起や角部がないこと
ハンドル表面に直径 165mmの球体が接触する部分に半径2.5mm未満の突起や角部がないこと
指定自動車等に備えられているかじ取装置と同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられたかじ取装置であって、その機能を損なうおそれのある損傷のないもの

以前は、円形以外の異形のハンドルは不可であったり、ハンドルの直径が360mm以上でないと保安基準に適合しませんでしたが、規制緩和による法律改正の後は、異形ハンドルも車検に合格します。最近では、自動車メーカーが異形ハンドルを純正ハンドルとして装着していますね。

尚、ハンドルの直径の基準はありませんが、あまりに直径の小さなハンドルの場合には、上記の4つ目の保安条件を満たしていないとして、車検に不合格になる場合があります。


エアバック装着者の場合は、社外ハンドルに交換することで車検に不合格になる

先ほど、ハンドルの車検の保安基準について、ご紹介しました。

純正ハンドル以外のハンドルに交換しても、ハンドルの保安基準に適合すれば、車検は通りますが、純正ハンドルにエアバックが装着されている場合には、ほとんどケースで社外品のハンドルに交換すると車検に不合格になる可能性があります。


平成27年12月より、エアバック警告灯の点灯と消灯が確認できない車両は車検に合格しない

エアバックについては、その装着が法律で義務付けられているわけではないので、平成27年11月までは、エアバック装着車でエアバック装置を外したことによるエアバック警告灯の点灯している車両や、エアバックが故障していることで警告灯が点灯している車両も、車検は合格していました。

しかし、平成27年12月に、エアバックによるリコールや事故発生の社会問題を受けて、国土交通省からの通達を受けて、エアバック警告灯が点灯している車両については、車検保留となりました。車検保留とは、車検の合否が判断つかないので、結果的に車検に合格とは認められない、つまり、車検に不合格となります。

エアバック装着車で純正ハンドルを交換すると、間違いなく、エアバック警告灯が点灯(消灯しない)するので、結果として、純正ハンドルの交換は、車検に不合格になります。




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