発炎筒には有効期限があります
categoty:車検ニュースブログ | Posted by: | 公開日:2016年8月3日 |
車に備えて付けられている発炎筒には、有効期限があるのをご存じですか?
発炎筒は、事故や故障でも起こさない限り使用することも少ないので、発炎筒に有効期限があることを知らない人も多いかもしれませんね。
ここでは、車検に関係する発煙筒の有効期限についてご紹介しています。
発炎筒の有効期限は、4年間
自動車に備え付けられている発煙筒には、有効期限が表示されています。
その有効期限は、製造後4年間となっています。
発炎筒は、車検の保安基準の非常信号用具
なぜ、発炎筒に有効期限が表示されているかというと、次の二つの理由からです。
- 発炎筒は、JIS規格のD-5771「自動車用緊急保安炎筒」の規格が必要
- 発炎筒は、道路運送車両法の保安基準第43条の2にて定められている「非常信号用具」となります。
- 非常信号用具としての発炎筒は、道路運送車両法の保安基準の細目(詳細)を定めている道路運送車両の保安基準の細目を定める告示2003年9月26日の告示第二節第142条の五において、JIS規格のD-5771「自動車用緊急保安炎筒」の規格またはこれと同程度以上の規格の性能であることが明記されています。
- JIS規格のD-5771で、有効期間は4年と規定されている
- 発炎筒の規格となるJIS規格のD-5771では、自動車用緊急保安炎筒の有効期限は4年と定められており、このことから、発炎筒の有効期限は、製造後4年間となっています。