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サイドスリップ検査

サイドスリップ検査とは、簡単に言うと車の直進性検査のことです。

車がハンドルを操作しない状態で、まっすぐに進むかどうかを検査する項目です。

車のタイヤは、車の直進性やカーブや曲がり角を曲がった後にハンドルが自然と直進方向へ戻るように、車の前輪タイヤは、車の上から見た感じで、少し「ハ」の字ように取り付けられています。

車を長い期間走行していると、その間に、段差を乗り越える時のタイヤへの衝撃などから、「ハ」の字に調整しているタイロッドという部品が緩んだりして、タイヤの取り付け方向が狂う場合があります。そのような状態になると、車は、まっすぐに走らない状態になります。


車検の保安基準で定められたサイドスリップ検査基準

検査基準は、1m走行する間の車が横(左右)にずれる量が、5mm以下であることとなっています。

5mmを超えるような状態だと、車をハンドルから手を放して走行すると、車はサイドスリップでずれている方向にそれて真っすぐに走行できっません。

直進道路で、常にハンドルを傾けておかないと真っすぐに進まないと感じる場合には、サイドスリップがかなりずれている可能性が高いので、すぐに整備工場へ点検整備を依頼しましょう。


車検でのサイドスリップの検査方法

車検の検査上では、サイドスリップ検査を行う検査機(テスター)の上をハンドル操作をしないで車を走行して検査します。

陸運支局の自動車検査登録事務所の検査テスターの場合
保安基準内の場合には、上部にある電工表示板に、〇印が表示されます。
不合格の場合には、×(バツ)印が表示されます。
車検検査上では、あくまでも検査となりますので、ずれているサイドスリップ量などは表示されません。
整備工場内の検査テスターの場合
サイドスリップ量が、モニターに表示されます。左右のタイヤ毎に、イン何mm、アウト何mmとずれているサイドスリップ量が表示されます。
整備工場では、この結果をもとに、サイドスリップ量の調整を行います。

サイドスリップ量の調整方法

サイドスリップ量の調整は、ハンドル操作で前輪タイヤを左右に動かすタイロッドとラックエンドという部品の長さを変えることで調整します。

タイロッドとラックエンドはロックナットで結合しており、ロックナットの位置を調整することで、長さを調整できるようになっています。

サイドスリップ量の調整をする場合には、検査テスターで確認した、左右タイヤのサイドスリップ量(イン何mm、アウト何mm)を参考にして、ラックエンドとタイロッドの長さを調整します。

調整する方法はシンプルですが、実際には、少しコツがいります。左右タイヤのサイドスリップ量を調整するために、ラックエンドを左右どのくらい回したらいいかは、経験が無いとなかなか難しいでしょう。


サイドスリップ量の調整は、予備車検場でも行ってもらえる

ユーザー車検を受けようとする人の場合で、サイドスリップの調整が必要だと思われる場合には、予備車検場でチェックと一緒に調整も行ってもらえますので、利用するのがいいかと思います。

予備車検場によって、料金は異なりますが、一般的には、2000円程度で、検査と調整をしてもらえると思います。

尚、予備車検場を利用するなら、光軸検査と排気ガス検査などを車検の保安基準の一式の検査でも、5000から6000円程度なので、初めてユーザー車検を受ける人の場合は、まとめて利用するのもいいかと思いおます。




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