タイヤの損傷取付状況の検査(外観検査)
categoty:車検検査項目 | Posted by: | 更新日:2016年9月11日 公開日:2016年8月12日 |
このページでは、車検の外観検査でのタイヤの損傷取付状況の検査について、ご紹介しています。
タイヤの損傷取付状況の検査は、具体的には、次の3項目が検査されます。
- タイヤの溝の残量の確認
- タイヤの表面の傷やひび割れの有無の確認
- アルミホイールの規格適合品の確認
- タイヤの取付状況の確認
車検検査場での検査方法
陸運支局の自動車検査登録事務所の検査場に、実車を持ち込んで検査を受ける場合には、次のような感じで、タイヤの損傷取付状況の検査が行われます。
検査場の入り口にて、鉄製の検査ハンマーを持った検査員が、車の回りをまわりながら、ホイールの取付ナットを検査ハンマーでたたいて、取付にがたが無いか確認します。
検査員は、検査ハンマーでナットをたたく前後で、目視で、タイヤの側面がひび割れていないか?、タイヤのスリップサイン部分を確認して、タイヤの溝が保安基準の1.6mmを下回っていないか確認します。
アルミホイールが取り付けられている場合には、ホイールにJWL、JWL-T、VIAのいずれかの刻印があるかどうかも確認されます。
指定工場での検査方法
指定工場の場合では、24か月法定点検の際に、点検する上でタイヤを外すので、その際に、タイヤのひび割れの有無、タイヤの溝の深さを計測しますので、そこで、保安基準に不適合の場合には、車検の依頼者にタイヤの交換の連絡がされます。
アルミホイールが規格適合品(JWL,JWL-T、VIA))であるかの確認も点検時に行われます。
タイヤの損傷取付状況の検査の次は、車内の保安装置・乗員数の検査確認となります。