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同一性の確認検査

車検の最初の検査は、同一性の確認検査となります。

簡単に言うと、検査を行う車両が検査申請書に記載されている車両と同じかどうかを確認する検査となります。

同一性の確認検査の項目は、次の6項目となります。


自動車登録番号(車両番号)確認とナンバープレートの封印確認
車体番号の確認
原動機型式の確認
車両種別の確認
車両用途の確認
車体形状の確認

同一性の確認検査は、ユーザー車検以外でも必ず確認検査を行う項目です。車検の依頼先に車検を依頼する時に、車検証を渡したり、コピーと取られたりするのは、車両の検査申請書等の記入の際にも必要になりますが、この同一性の確認検査のためにも必要だからです。


自動車登録番号(車両番号)確認とナンバープレートの封印確認

車検証に記載されている自動車登録番号(車両番号)と車両に取り付けされているナンバープレートが同じ番号かどうかを確認されます。

次に、車両の後に取り付けられているナンバープレートの取り付けビスの封印を確認されます。

この検査項目で引っかかる車両はほとんどありませんが、まれに、ナンバープレートの封印が外されていたり、破られている場合には、封印の再申請が必要になります。


車体番号の確認

車検の継続検査を受ける車両の車体番号の確認がされます。

車両に取り外しの出来ないようにリベット留されている車体番号プレートに打刻されている車体番号と、継続検査申請書に記載されている車体番号が同一であるか確認されます。


原動機型式の確認

車検の継続検査を受ける車両のエンジン(原動機)の型式が確認されます。

車両に搭載されているエンジンに打刻されている(または表示されている)原動機型式と継続検査申請書に記載されている原動機型式が同一であるか確認されます。


車両種別・車両用途・車体形状の確認

車検の継続検査を受ける車両の車両種別・車両用途・車体形状の確認がされます。

車両種別の確認
車両種別の確認は、車両外観と続検査申請書に記載されている車両種別(普通車、小型車、大型車など)が同一であるか確認されます。
車両用途の確認
車両用途の確認は、車両外観と継続検査申請書に記載されている車両用途(貨物、乗用、乗合など)が同一であるか確認されます。
車体形状の確認
車体形状の確認は、車両外観と継続検査申請書に記載されている車体形状(箱型、ステーションワゴン、バン、幌型、ボンネットなど)が同一であるか確認されます。



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